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【最新】Shopify(ショッピファイ)とは?基本機能・費用・メリットを徹底解説

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Shopify(ショッピファイ)で何ができる?機能やメリットを徹底解説Shopify(ショッピファイ)で何ができる?機能やメリットを徹底解説

 

世界で最も利用されているEC構築プラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」

日本でもどんどん利用され始めており、最近耳にすることが多いのではないでしょうか?

 

「なんだかスゴイって聞くけど、実際にはどうなの?」

「Shopifyを利用すると何ができるの?」

「Shopifyを利用するにはどれくらいの費用がかかるの?」

「Shopifyのメリットとデメリットが知りたい!」

 

など、Shopify(ショッピファイ)の全てが知りたい人必見です!

本記事では、Shopifyの基本機能から利用にかかる費用、メリット・デメリットなどをご説明いたします。

Shopifyの導入を検討している人はぜひ読んでください。

 

目次

1. Shopify(ショッピファイ)とは?

2. Shopifyのメリット・デメリット

   2-1. Shopifyのメリット

2-2. Shopifyのデメリット

3.  Shopify利用にかかる費用

3-1. Shopifyの月額利用料

3-2. 決済手数料・取引手数料

3-3 . Shopifyプランの選び方 

4. Shopifyと他カートの比較

5. 開設前のチェック項目

5-1. コンセプトメイク

5-2. 在庫連携・倉庫管理サービス

6. ShopifyのECサイト制作はANVIEにお任せ!

 

 

 

Shopify(ショッピファイ)とは?

 

shopify(ショッピファイ)とは?

 

Shopify(ショッピファイ)とは、本格的なネットショップが開設できるECプラットフォームです。

低コストで導入が可能かつ決済手数料が低く幅広い機能に対応しているため人気となり世界NO.1のシェアを誇っています。

2017年には日本向けにローカライズされ、TORAYAや「靴下屋」Tabioなど、COHINA、Mr.CHEESECAKEなど国内でも多くの企業が導入しています。国内向けのECサイトだけでなく、海外向けECサイトを展開する事例も多く見られます。

日本文献の少なさがデメリットになっていますが、今ではさまざまなメディアや本などで情報が収集可能です。今後、どんどん利用が増えていき、新世代のEC構築プラットフォームになると言っても過言ではありません。

 

 

Shopify(ショッピファイ)のメリット

 

shopifyのメリット

 

Shopifyのメリットとして、大きく分けて以下の5つを上げることができます。

 

  1. 低コストで導入可能
  2. 高い機能拡張性

  3. 海外販売に強い
  4. コストパフォーマンスが高い

  5. 外部連携サービスが豊富

 

低コストで導入可能

 

Shopifyには以下の主要となる3つのプランが存在し、月額制度となっています。

 

  ・ベーシックプラン:$25(約3,274円)

  ・スタンダードプラン:$69(約9,038円)

  ・プレミアムプラン:$299 (約39,153円)

 

ただ、これらの3つのプラン以外にも、一番低価格なスタータープランや、エンタープライズ向けのShopify Plus(ショッピファイプラス)というプランがあり、合計で5つのプランがあります。

どのプランも初期費用がかからず、プラン変更はいつでも可能です。

低コストで導入可能で、ミニマムスタートできるのが嬉しいポイントですね!

以下の記事にて、Shopify(ショッピファイ)プランの違いや選び方をご紹介しておりますので是非ご覧ください。

 

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▶︎【比較表付き】Shopifyの料金プランを徹底解説!あなたにおすすめなプランは?

 

 

高い機能拡張性

 

Shopifyでは拡張機能となるShopify App(ショッピファイ アプリ)が沢山開発されています。

その数は7,000種類を超えており、今後もどんどん増えていくことが予想されます。

基本機能についていない機能も追加することが可能で、例えばサブスク機能や翻訳機能を追加することが可能です。

既存の機能しか利用できない他社のシステムと比べて大きなメリットです!

 

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▶︎【永久保存版】定番おすすめ!本当に使えるShopifyアプリ21選

 

 

海外向けECサイトも構築可能

 

Shopifyは多言語・通貨・海外発送に対応しているので、越境EC(海外向けのECサイト)を開設することも可能です。

国内市場が縮小する今だからこそ、グローバル展開は事業拡大を加速させるはず。

Shopifyで国内ネットショップを運営していれば、多少のカスタマイズで海外向けのECサイト開設が簡単に可能です。

また、Amazon(アマゾン)やeBay(イーベイ)などの大手海外モールとの連携も可能なので、販促チャネルを簡単に獲得できるのも大きなメリットとなります。

 

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▶︎【越境EC】Shopify(ショッピファイ)が海外販売に強い6つの理由

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コストパフォーマンスが高い

ここまでのクオリティの高いECサイトを構築するには、数千万円の費用がかかるフルスクラッチ開発が必要でした。

また、「Shopifyペイメント」を利用すれば、クレジットカードの手数料以外の費用は0円なのです!

 

Shopifyを利用すれば開発費用が抑えられ、かつサーバー代も必要なく、手数料が低いためランニングコストを抑えることができます。たくさんの商品を販売する方や、今後ショップを大きく拡大する予定の方にはとてもおすすめです。その他手数料に関しては、プランによって変化します。

料金プラン詳しくは以下の記事にてご説明しておりますので、気になる方はご覧ください。

 

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連携可能な大手外部サービスが豊富

 

世界シェアNo.1のShopify(ショッピファイ)だからこそ、多くの大手外部サービスとの連携が可能です。
Google(グーグル)やinstagram(インスタグラム)をはじめとしたSNSサービスはもちろん、NEXT ENGIN(ネクストエンジン)やロジレスなどの物流サービス、POSシステム、モール型ECなどとの連携も可能です。

また、Youtubeとの連携も予定しており、さまざまな大手外部サービスとの連携は今後も拡大していくことが予想されます。

 

その他のメリットも!

 

他にも、優れたデザイン性の高さや、集客に強い点も大きく評価されています。

 

優れたデザイン性

Shopifyは100種類ほどのテンプレートからデザインの選択が可能で、さらに詳細をカスタマイズできます。

どれも質が高く、ブランドの世界観を演出したり、商品が売れやすいデザインにカスタマイズすることが可能です。

Shopifyを利用して制作されたECサイトの事例は、以下の記事にてご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

 

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▶︎【成功事例】国内外のshopifyで作られたECサイトまとめ

▶︎Shopifyおすすめテーマ10選!"今より2倍売れる"ECサイトを作るテーマ選びのポイントとは?【無料・有料】

 

集客に強い

ShopifyはSNS連携やSEO対策に対応しており集客に強いです。

例えば、Instagramと連携し商品を直接販売することで、より売上を増加させることなどが実現可能です。

Shopify公式ブログでは「Instagramのフォロワーの増やし方」なども紹介されているので、外部SNSからの流入に力を入れていることが分かります。

 

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▶︎ECサイトのSEOとは?運用の基礎知識から具体的な方法まで徹底解説

▶︎SNSを使ったEC集客!特徴から事例まで総まとめ【活用方法付き】

 

 

Shopify(ショッピファイ)のデメリット

 

shopifyのデメリット

 

Shopifyのデメリットとしては以下の3つを上げることができます。

 

  1. 英語力が必要になる場面がある
  2. HTML/CSSなどの知識が必要な場面がある
  3. サポート体制が万全ではない

 

英語力が必要になる場面がある

 

日本にローカライズされてから、ほとんど機能を日本語で利用できるようになりましたが、一部の管理画面やサイトデザインにおいて英語文の説明のみ公開されている場合があります。

アプリに関しては海外の開発者が作っている場合が多く、ECサイトへの導入や説明などに英語力が必要になる場面があります。

 

HTML/CSSなどの知識が必要な場面がある

 

Shopifyでは、より他の本格的なECサイトに仕上げたい場合や、様々な機能を実装したい場合は、HTMLやCSSの知識が必要となります。HTMLやCSSを利用することによって、より独自の世界観が出せたり、もっと売れやすいデザインに仕上げることができます。

 

サポート体制が万全ではない

 

Shopifyは現在、日本語による電話サポート対応はしていません

ECサイトを開設・運営していく中で、不備や不明点などが発生した場合は、24時間対応しているメールにてお問い合わせする形になり、メール対応に時間がかかるケースが多いのが現状です。

 

以下の記事でコスト面・機能面・デザイン面の良い評判と悪い評判をまとめているので、是非参考にしてみてください!

あわせて読みたい

▶︎【徹底調査】Shopify(ショッピファイ)って実際どうなの?評判をリサーチ

 

 

Shopify(ショッピファイ)利用にかかる費用

 

Shopifyは初期費用が無料なので、初期費用はかかりません

かかる費用は月額利用料金と決済手数料、取引手数料のみです。以下にて詳しく説明していきます!

 

 

Shopifyの月額利用料

 

 

スターター

ベーシック

スタンダード

プレミアム

Shopify 

Plus

月額費用

$5

 (約654円)

$25

(約3,274円)

$69

 (約9,038円)

$299 

(約39,153円)

$2,000~

 (約261,893円~)

 

上記で説明した通り、Shopifyの月額利用料金は選ぶプランによって変化します。

Shopifyにはベーシック、スタンダード、プレミアムと主要な3つのプランと

最も安いプランの「スタータープラン」、エンタープライズ向けの「shopily plus」の合計5つになります。

 

主要プラン

ベーシックプラン

小規模なストア、個人ストア向け

②スタンダードプラン

中規模なストア、チームでサイト運用予定の方向け

③プレミアムプラン

大規模なストア、本格的なマーケを行う方向け

 

その他のプラン

①スタータープラン

最低限の機能で商品を販売したい方向け

②プラスプラン

取引量が多いサイト、越境(海外販売)EC、BtoB向けの卸売サイト向け

 

プランの大きな違いとしては販売手数料、カスタム配送料、スタッフアカウント数、レポート、ギフトカードが挙げられます。

以下にて、各プランごとの機能や特徴、選び方をご紹介してますので是非ご覧ください!

 

あわせて読みたい

▶︎Shopifyの料金プランを徹底比較!あなたにおすすめなプランは?

▶︎【Shopify plusとは?】通常プランとの違い(機能・料金)を徹底解説

 

 

 

決済手数料・取引手数料

 

 

ベーシック

プラン

スタンダード

プラン

プレミアム

プラン

Shopify

Plus

月額費用

$25 

(約3,274円)

$69

 (約9,038円)

$299 

(約39,153円)

$2,000

 (約261,8935円)

国内発行

カード手数料

3.4%

3.3%

3.25%

要問い合わせ

海外発行

カード手数料

3.9%

3.85%

3.8%

要問い合わせ

JCBのオンラインクレジットカード手数料

4.15%

4.1%

4.05%

要問い合わせ

Shopify payment

利用時の取引手数料

0円

0円

0円

0円

Shopify payment

不使用時の追加料金

2.0%

1.0%

0.5%

要問い合わせ

 

Shopifyでは、お客様の購入によって発生する費用が2つあります。

 

  ・取引手数料:Shopifyに支払う手数料(プランによって変動)

  ・決済手数料:決済代行会社に支払う手数料 (業種により手数料は異なる)

 

取引手数料に関しては「Shopifyペイメント」という決済サービスを導入すると手数料無料になります。

決済手数料に関しては、選択しているShopifyのプランと国内発行のクレジットカードの場合か、海外発行のクレジットカードの場合かによって以下のように料金が変化します。

決済手数料・取引手数料の詳細や、決済サービスの種類、Shopifyペイメントについて知りたい方は以下の記事にてまとめておりますので、是非ご覧ください!

 

あわせて読みたい

▶︎【決済手数料・取引手数料】Shopify(ショッピファイ)決済サービスまとめ

 

 

Shopify(ショッピファイ)プランの選び方

 

 

ライトプラン

ベーシックプラン

スタンダードプラン

プレミアムプラン

プラスプラン

月額費用

$5

 (約654円)

$25

(約3,274円)

$69

 (約9,038円)

$299 

(約39,153円)

$2,000

 (約261,893円)

特徴機能

カートボタンを設置する機能のみ

ECサイトの基本的な機能

・複数人数が管理画面操作可能

・分析レポート機能

手数料が安い

・高度なレポート機能

・チェックアウト画面機能のカスタマイズ

・プロモーションの自動表示

・1契約で10サイトまで開設可能

おすすめ

な方

 

最低限で商品を売りたい人

ECサイトに初挑戦する方

・少人数でECサイト運用を行いたい方

・実店舗を持っていている方

複数チームでECサイト運用を行いたい方

・ECサイトの運営に慣れてる方

マーケティングに力を入れていきたい

・商品の取引量が多いECサイト

越境EC(海外販売)を行いたい方

toB向けの卸売サイトを運営したい方

 

Shopifyのプランをご紹介いたしましたが、どのプランを選んだら悩んでしまう方も少なくないのではないでしょうか?

ここでは大きな各プランの特徴と、それぞれのプランにオススメな方をご紹介いたします。

 

スタータープラン($5 約654円 /月)

 

スタータープランはECサイトの構築をせず、カートボタンを設置する機能のみを利用することができます。

ホームページなどのwebサイトやブログ、またはSNSにShopifyの販売機能(カードボタン)を追加し商品を売るための手軽なプランです。例えば、既存のFacebook(フェイスブック)ページにショップの機能を追加することで、Facebookのページで商品の販売をできる様にすることなどが挙げられます。

すでに商品のSNSアカウントやホームページがあり、そこにカートシステムをのみを追加したい方はスタータープランがおすすめです。

 

ベーシックプラン($25  約3,274円 /月)

 

ベーシックプランは、Shopifyの主要プランの中では一番安価なプランです。

ベーシックプランからはオンラインストアの構築が可能で、ECサイトの基本的な機能が利用できます。

スタッフアカウント数が2つまでなので、少人数でストアの管理・運営を行っていく様になります。

D2C事業を始めたばかりの方や、ECサイトに初めて挑戦する人や、少人数でECサイトを運営する予定のなどにおすすめのプランです。

 

スタンダードプラン($69  約9,038/月)

 

クレジットカード手数料や取引手数料がベーシックプランよりも低く設定されており、スタッフアカウント数が5つまで増えます。

複数の人が管理画面を操作することができるので、チームでECサイトを管理・運営することができます。

また、スタンダードプランからプロフェッショナルレポート機能が使用可能となり、リピーターとなっている顧客の情報、初めてのお客様とリピーターへの販売の比較、国別のお客様のデータなどを所得することが可能です。

スタンダードプランはすでに実店舗を持っていオンライン販売を始める方や、複数人のスタッフで利用して運営したいと考えている方におすすめです。

 

プレミアムプラン($299  約39,153円 /月)

 

プレミアムプランは、Shopifyの主要プランの中で最も高いプランです。

プラン自体の月額費用は高いですが、取引手数料が最も安くなっているので、取引量が多い企業の場合は非常にお得なプランです。プレミアムプランではスタッフアカウント数が15個までになり、高度なレポート機能を使用することができます。

高度なレポート機能では、流入経路別の分析、ロイヤルカスタマーやリスクのあるお客様の分析なども可能です。

より大人数でマーケティングにも力を入れていきたい、収益が大きく安価な取引手数料によって恩恵を受けることができる方などにおすすめのプランです。

 

プラスプラン($2000  約261,893円 /月)

 

Shopify Plus(ショッピファイプラス)は、Shopifyの3つの主要プランよりもさらに取引量が多い「エンタープライズ向けのプラン」です。Shopify Plusのみで利用可能な機能があることや特別なサポートを受けられるのが特長です。

従来フルスクラッチでないと構築できなかったような、とても柔軟なECサイトを製作することができます。

 

特にメリットと言えるのが以下の4点になります。

 

  ・手厚いサポート体制

  ・機能拡張によるEC運用業務の自動化・効率化

  ・ランニングコストの削減

  ・強固なサーバーとサイトスピード

 

また、具体的にShopify Plusでしかできないこととしては、以下の5点が挙げられます。

 

  ・チェックアウト画面・機能のカスタマイズ

  ・GTM(Googleタグマネージャー)の利用

  ・API連携が可能

  ・シングルサインオン

  ・1契約で10サイトまで開設可能

 

この様に本来のShopifyと比較し、できることの幅が広く、スタッフアカウント数も無制限です。

この様な特徴から、Shopify Plusは、大企業のEC担当者の方や、フルスクラッチでの構築を検討している方、海外向けに地域別のストアを複数用意したい方などに向いているプランです。

以下の動画にてShopify Plusについてわかりやすく紹介されているので、参考にしてみてください!

 

 

あわせて読みたい

▶︎Shopifyの料金プランを徹底比較!あなたにおすすめなプランは?

▶︎【Shopify plusとは?】通常プランとの違い(機能・料金)を徹底解説

▶︎Shopify plusとは?基本から海外での成功事例6選まとめ

 

 

Shopify(ショッピファイ)と他カートとの比較

 

ECサイトのタイプ

 

 

オンプレミス

クラウド

とは?

サーバを自社内に所有し
自社内で運用すること

クラウド提供事業者が保有する

サーバやサービスをレンタル利用すること

初期コスト

高い

低い

ランニングコスト

高い

低い

セキュリティ

高い

運営会社 / 利用サービスにより異なる

障害対応

自社で対応、もしくは

業者に依頼する

運営会社が対応

カスタマイズ

高い

運営会社 / 利用サービスにより異なる

該当するECカート

・EC-cube

・Magento

・WordPress

・Shopify

・BASE / STORES

・MakeShop

 

まずECサイトには「オンプレミス型」と「クラウド型」の2つのタイプがあります。

オンプレミスとは、サーバを自社内に所有し自社内で運用すること。クラウドとはクラウド提供事業者が保有するサーバやサービスをレンタル利用することです。

オンプレミス型は、サーバーを自社で所有するためエンジニアが必要となり管理コストが高くなります。また、機能追加や新技術への対応などに関して自由度は高いですが、追加投資が必要となるので気軽に行うことが難しいです。

クラウド型は、サーバーをレンタルするため障害対応などが不必要となり、管理コストが低いです。

また、セキュリティ機能は基本機能として提供されているので、大きく気にする必要はないと考えられます。

 

コストの削減や追加機能や新技術の対応スピードなど、さまざまな面でクラウド型が有利なのが分かります。

ただ、選ぶカートによって機能拡張性やカスタマイズが限られるので、クラウド型ECカート内でも検討する必要があります。

以下ではクラウド型ECカートを比較します。

 

無料ECカートとの比較

 

 

shopify

BASE

STORES

初期費用

0円

0円

0円

月額費用

$5(約654円)〜

$299 (約39,153円)

0円

0円〜1,980円

取引手数料

(サービス利用料)

0円
(shopify payment利用時)

3%

0円

決済手数料

3.25〜4.15%

(各注文ごとに)3.6%+40円

有料プラン:3.6%

無料プラン:5%

機能自由度

アプリ

サードパーティー制

自社開発

自社開発

外部連携

おすすめな人

・本格的にECを運営したい企業の方
・ランニングコストを抑えたい企業の方

・趣味や副業でネット販売を行いたい個人の方
・新商品や新サービスを実験的に販売したいと考えている、個人または企業の方

 

まずは、無料で利用できるECカートをshopifyと比較します。

Shopify(ショッピファイ)とBASE(ベース) / STORES(ストアズ)との大きな違いは、無料プランの有無機能の豊富さ開設の簡単さ手数料金が挙げられます。

 

BASEとは?

BASE(ベース)とは、無料でECサイトを開設できるサービスです。「3つの項目を埋めるだけですぐにショップを開設できるネットショップ作成サービス」というキャッチコピー通りに誰でも簡単にネットショップが作成できるサービスですShopifyと異なり利用料は無料で、商品が売れると手数料がかかる仕様になっています。

 

STORESとは?

STORES(ストアズ)とは、無料または月額契約をすることでECサイトを開設できるサービスです。BASE同様に「自分でつくれる本格的なネットショップ」というキャッチコピーの元、ECサイト開設の簡単さを強みにしているサービスです。BASEと異なり、有料プランが存在します。

 

BASEやSTORESは、無料のプランがあり、誰でも簡単にネットショップを開設することができますが、手数料が高いため取引量が多くなると負担になります。反対に、Shopifyには無料プランが存在せず、構築にも多少時間がかかりますがデザインのクオリティーや様々な機能を追加することができるので高性能なECサイトを開設することができます。

以下では、より詳細に無料のカートシステムとの比較を行っているので気になる方はご覧ください。

 

合わせて読みたい

▶︎【比較表付き】shopify・BASE・STORESを特徴〜料金まで徹底比較!

 

 

 

shopify

makeshop

colorme

 

19926_2_futureshoplogo

 

ダウンロード-4

初期費用

0円

10,000円〜

0円

0円

15,000円〜

月額費用

$5(約654円)〜$299 (約39,153円)

10,000円〜50,000円

834円〜7,223円

22,000円〜 

11,400円~

取引手数料

(サービス利用料)

0円
(shopify payment利用時)

0円

0円

0円

1注文毎 34円+税

決済手数料

3.25〜4.15%

3.5%〜3.6%

4〜5%

3.2〜3.5%

3.7~4.7%

機能自由度

アプリ

サードパーティー制

自社開発

自社開発

自社開発

自社開発

外部連携

 

つづいて、有料で利用できる国内ECカートとshopifyを比較します。

Shopify(ショッピファイ)とMakeshop/ COLOR ME/Future shop/Shop serveとの違いは、費用感機能自由度外部連携の豊富さなどが挙げられます。

 

Makeshopとは?

 

Makeshop(メイクショップ)とは、流通額は国内でNo.1を誇る、有料カートシステムです。一定の構築知識が必要にはなりますが、会員数の多さ、デザインテンプレートの豊富さMakeshopスタッフによる手厚い運営サポート手数料が低い点などが特徴です。

 

COLOR MEとは?

 

COLOR ME(カラーミー)とは、GMOペパボ株式会社が運営する有料カートシステムです。初期費用が無料なので、月額利用料金と手数料、その他追加のオプション機能料金のみ料金になります。Shopify同様に、売上に応じて利益率が高くなるのがカラーミーショップの最大の特徴です。その他にも、アプリでの商品販売なども可能です。

 

Future shopとは?

 

Future shop(フューチャーショップ)とは、現在2700店舗以上で稼働店舗数を誇る、有料ECカートシステムです(2020年11月13日同社プレスリリースより)。高いデザイン性とカスタマイズ機能を持っており、アパレルを取り扱う事業者が多いのが特徴です。国内外部サービスとの連携が可能で、ECアドバイザーから運営のアドバイスを受けることができます。

 

Shop serveとは?

 

Shop serve(ショップサーブ)とは、株式会社Eストアーが運営している有料のECカートシステムです。商品の一括入替や、ポイント・クーポンの設定が可能な点で人気が高いです。また、ECカートの機能提供だけでなく、専任の担当者が付き手厚いサポートを行ってくれるのも特徴的です。

 

Shopifyと国内ECカートシステムとの最も大きな違いは、「機能の多さ」と「外部連携の強さ」、「海外販売の強さ」が挙げられます。Shopifyはサードパーティー制を採用しているため、世界中の制作会社が機能追加に必要なアプリを開発しています。そのため、アプリを自社開発しているECカートに比べて、機能追加に必要なアプリの種類が圧倒的に多いです。

また、Shopifyは世界No.1のプラットフォームなため、外部サービスとの取り組み(連携)が可能になっています。具体的には、YoutubeやFacebookなどの各プラットフォームや、ロジレスやネクストエンジンなどの在庫連携サービスなどが挙げられます。国内のECカートだと、大手の外部サービスとの取り組みはなかなか難しいのが実情です。

今後、グローバル展開を考えている方や本格的なECサイトを目指している方、高機能を低コストで導入したいという方にはShopifyがおすすめと言えます。

 

以下では、より詳細にカートシステムとの比較を行っているので気になる方はご覧ください。

 

合わせて読みたい

▶︎【機能・費用比較表あり】shopify・Makeshop・COLOR MEを徹底比較!

 

 

 

Shopify(ショッピファイ)開設前のチェック項目

 

shopify(ショッピファイ)開設前のチェック項目

 

最後に、ShopifyでECサイト開設する前にやるべきことをご紹介いたします!

「売れるECサイト」を育てていくのに大事な項目となります。Shopifyだけでなく、ECサイト制作全般に言えることなので是非参考にしてみてください。

 

 

コンセプトメイク

 

コンセプトメイクとは、「誰に、どうやって、どんな価値を提供するのか」ということを明言したものです。

ECサイトのコンセプトがきちんと確定している、その後のデザインや集客の先着などの判断がしやすくなります。

また、ターゲットとしているお客さんにより好かれるECサイトを育てることができます。

コンセプトメイクには以下の2STEPが必要です。

 

  ・ターゲット顧客を定義する

  ・ターゲット顧客にとっての価値提供を考える

 

①商品を購入してほしい人(ターゲット顧客)を定義する

 

属性(年齢、性別、住居地、趣味、家族構成)

嗜好(価値観、性格、願望、課題、ライフスタイル、接触の多いメディア、よくチェックするサイトやブログ)

ビジネス属性(職業、業種、部署、役職、年収、学歴)などを決めるのが一般的です。

 

②ターゲット顧客にとっての提供価値を考える

 

最初のステップで決めたターゲット顧客に対して、商品を通じてどんな価値提供をするのかを考えます。商品と価値提供を分けて考えるのがポイントです。

 

 

在庫連携・倉庫管理サービスの連携

 

商品発送や在庫管理を自社で行わない場合は、出荷指示や配送状況などを倉庫と連携する必要があります。

Shopifyは以下のようなシステムと連携可能です。

 

 

Anylogi(エニーロジ)

mimosa

ネクストエンジン

ロジクラ

ロジレス

オープンロジ

シッピーノ

はぴロジ

費用

・月額利用料

0円/月

※出荷数500未満は

20,000円 / 月

 

従量課金制

入庫料:15円 / 個

保管料:0.05円〜 / (個・日)

出庫・配送料:370円〜 / 個

 

・従量課金プラン

11,000円/月(税込)

 

・定額プラン

55,000円/月(税込)

 

・カスタムプラン

要問い合わせ

 

・月額利用料

10,000円 / 月

 

・従量課金制
401件/月〜受注件数

プラン料金

スタンダード(¥25,000/月)

WMSプラン(¥25,000/月)

 

・連携料金

Shopify連携+¥10,000/月

要問い合わせ

・従量課金制

商品1点あたりの倉庫利用料金(0.2円~)

 

・段ボール1個あたりの配送料

(370円~)

・月額利用料

9,800円 / 月

 

・従量課金制

自動出荷件数30件~(@30円)

・ストアSKU:501件~(¥5,000/月~)

要お問い合わせ

機能

保管~配送の作業代行

・受注,在庫,出荷の一元管理

・追跡番号の同期

 

・入荷管理

・出荷管理

・在庫管理

・倉庫管理

・オーナー管理

・受注管理

・出荷管理

・在庫一元管理

・注文情報

・入荷情報

・在庫情報

の一元化

・追跡番号の同期

・受注管理

・出荷管理

・在庫一元

管理

 

・出荷作業代行

・出荷作業

自動化

・在庫連携

・注文情報連携

・注文情報の

自動取り込み

・自動出荷依頼

・他店舗との在庫一元管理

・商品情報
・受注情報
・出荷情報
・送り状番号の連携
・出荷完了メール送信
・配送代行 

 

 

どの倉庫連携システムを使用するかは、自社のオペレーションに合うか、費用が合うかを確認して選ぶことが必須です。
「何を利用したらいいかわからない」という方は、ShopifyのプロであるANVIEにお問い合わせください!
あなたにぴったりなシステムをご紹介いたします!

 

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