- トップ
- 越境ECとは?基礎知識から成功事例まで徹底紹介【初心者向け】
越境ECとは?基礎知識から成功事例まで徹底紹介【初心者向け】
越境ECをご存知でしょうか?越境ECとは、海外向けにオンライン販売を行うことです。
日本の人口が減少傾向にあることから、事業のグローバル展開を考えている方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、そんな方に向けて越境ECサイトの始め方〜カートの選び方、事例などをご紹介いたします。
「越境EC(海外向けオンライン販売)を考えている」
「事業のグローバル展開を考えている」
「越境EC立ち上げは決まったが、どのカートを選んだら良いかわからない」
といった方は必見の記事です!
目次 1. 越境ECとは? 1-1. 越境ECの市場規模 1-2. 越境ECが拡大している理由 2-1. 越境ECのメリット 2-2. 越境ECのデメリット 3. 越境ECを始めるには? 3-1. 販売する商品を決める 3-2. ターゲット(国など)を決める 3-3. カート選定 4-1. Shopify(ショッピファイ) 4-2. Futureshop overseas 4-3. Launchcart 5-1. 天猫国際(テンマオ) 5-2. Lazada(ラザダ 6-1. Tabio 6-2. とらや 6-3. Bento&co. 6-4. ユニクロ 6-5. SAMURAISTORE 6-6. A-JANAIKA JAPAN 7. まとめ |
越境ECとは?
越境ECとは、国境を越えてオンライン通信販売取引をすることを意味します。
日本国内に向けてというより、海外の消費者向けに日本製品の販売をすることを目的にしたオンラインショップのことです。
越境ECは、非常に有望なビジネスとして近年注目を集めており、きっかけは訪日観光客による日本製品の爆買いでした。
日本を訪れた外国人観光客が日本の通販サイトやサービスを利用して日本製品を購入し、帰国後のリピート購入や知人・友人への口コミによりさらに通販サイトの利用者が増えたことが、越境ECが広まりつつある理由として挙げられます。
越境ECの市場規模
では越境ECは国内市場と比べてどれくらい市場規模が大きいのでしょうか?
経済産業省が2020年7月に発表したデータによると日本国内のEC市場規模は約19.4兆円でした。
その中でも中国・米国からの購入額は年々増加しており伸び率も国内市場の成長率を上回っております。
現在のグローバル化の発展具合を考慮すると、現段階で海外向けECサイトを立ち上げるメリットは大きいです。
越境ECが拡大している理由
現在越境ECがこんなにも拡大している理由は大きく分けて3点あります。
・コロナ渦による巣篭もり需要
・日本独自ブランドの人気
・グローバル的なスマホ普及率の向上
①コロナ渦による巣篭もり需要
新型コロナウイルスによってインバウンド市場が減った中で期待されているのが越境ECです。外出制限がある中で世界中でECの需要が高まったおかげで越境ECの需要も高まりつつあります。今後新型コロナウイルスがいつ収束するか分からない状態の中で早めに戦略を立てる事が重要です。
②日本独自ブランドの人気
越境ECの利点の一つはその国でしか売っていない商品を入手できる点です。
例えば現在人気の韓国ブランドも、ECが生まれる以前は韓国国内のみ人気で世界的な需要はありませんでした。
そんな中でECが現れたことによってグローバル展開を図った韓国企業が世界的な人気を得ることになりました。
代表例として「ADERERROR」等は適切なブランド認知で世界的に注目されている韓国ブランドで、実際に顧客の60%以上がアジア圏外の北米や欧州です。
参考:カルト的人気を誇る韓国ブランド、謎に包まれた匿名デザイナーグループに迫る
③グローバル的なスマホ普及率の向上
世界中でスマホ普及率が増えたことも越境EC拡大の1つの要因です。
実際、経済産業省がまとめた2019年の日本の電子商取引(EC)市場調査でもスマホを利用した購買価格は4.2兆円で全体の42%に当たります。世界中の人が手軽にECで商品を購入できるようになったおかげでこの数値は年々増加すると予想されています。
越境ECのメリット・デメリット
越境ECにもメリット・デメリットの2面性があります。
どちらも考慮した上で越境ECに取り組むことで成功率を上げる事ができます。
越境ECのメリット
越境ECのメリットは大きく分けて3点あります。
・世界中に販売網を広げることができる
・現地で実店舗を持つより容易で出店ができる
・海外視点での日本ブランドの優位性
①世界中に販売網を広げることができる
国内のみならず、海外に販売網を広げることで単純計算70倍近くの人口を相手にビジネスをすることが可能です。
特に消費が伸び悩んでいる市場ではなく、GDPが上がって消費量が増大している市場(中国など)に目を向けるとより効果的に自社ECサイトの売上を伸ばすことができます。
②現地で実店舗を持つより容易で出店ができる
従来では海外に展開しようとした場合、現地で実店舗を持たなければなりませんでした。
しかしその国特有に法規制や文化があり、日本企業が現地に馴染むケースは稀でした。
その問題がECを活用することによって、日本にいながら海外市場に展開することが可能になったのは越境ECの最大のメリットとも言えます。現地での店舗代や人件費等もかからないのでコストを抑えることが可能です。
③海外視点での日本ブランドの優位性
海外では今尚日本製品の質は高いと思われています。
実際に中国では日本製の紙おむつ等の商品が人気で、一時期は言われる爆買いで日本製の紙おむつが一気に売れていくという現象も起きました。
越境ECのデメリット
越境ECのデメリットは大きく分けて2点あります。
・輸送コストが大幅に増大する
・言語や法規制など対策すべきことが様々ある
①輸送コストが大幅に増大する
越境ECの最大のコストは輸送コストが増大することです。国内同士の発送より数倍〜数十倍の輸送コストがかかるので、それを自社負担にする場合は大幅な利益圧迫となります。
また、道中の紛失リスクなどもあるのでその点も考慮して越境ECに取り組むか意思決定するのが良いでしょう。
②言語や法規制など対策すべきことが様々ある
海外展開する際に現地言語にサイトを作り直し、現地の法規制に則った商売をしていくのが第一規則となります。
決済方法や発送方法も国によって異なるため、それぞれの国の制度をしっかり理解する必要があります。
また関税法によってある国には発送できるが、ある国には発送できないというケースもあります。そのような法規制に関しては専門家に一任して運営をしていくのが一般的です。
越境ECを始めるには?
販売する商品を決める
まずは販売する商品を選定しましょう。日本製品は、品質や精密さから海外でも人気が高いものが多いですが、日本製であれば何でも売れるわけではありません。
どの国にどんな製品のニーズがあるのかを下調べした上で、商品の準備に取り掛かるといいでしょう。
ターゲット(国など)を決める
販売商品を決めたら、販売先の国を決めましょう。決めた商品が対象国で販売可能かどうか、関税や規制について注意すべきことはあるのか確認をしながらターゲット国を決めましょう。
参考までに、輸出入禁止品目や貿易上の注意事項について掲載したサイトを下記でご紹介します。
【Japan Customs】輸出入禁止・規制品目について
https://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm
【経済産業省】貿易管理
https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/index.html
カート選定
ECカートの種類は大きく3種類に分けられます。
・パッケージ型
・ASP型
・ECモールへの出店
①パッケージ型
ECサイトを構築するのに必要な機能を利用することで、独自のECサイトを構築することが可能です。商品の管理やブログ機能・メルマガの発行など、 ECサイトを運用する上での基本をまかなうことが可能です。
しかし、その分コストが高くつきますので、大規模な企業やショップによる利用が大多数です。
②ASP型
クラウド上にシステムやデータなどを保管してあり、インターネットを利用してサイトを構築するため、サーバーを用意したりインストールする必要がありません。ネット環境とブラウザさえあれば簡単に構築できることから、比較的短期間で立ち上げることができます。しかし、機能が固定であることから細かいサイトのカスタマイズはできず、デザインの自由度は低めである点がデメリットとなります。
③ECモールへの出店
Amazonのような大きなサイトの中に、複数のショップが商品を出品するというもの。商品の登録作業をするだけで販売が開始できることから、導入前の大きな壁を感じることなく商品の販売が可能です。
ただし、売上ごとに手数料が発生することと、価格競争が起こりやすいのがデメリットとなります。
▶︎合わせて読みたい
【費用・機能比較表】ECサイト開設サービス徹底解説!あなたおすすめなカートシステムとは?
越境EC(海外販売)向け日本製カートシステム比較
shopify |
Futureshop overseas |
launchcart |
|
初期費用 |
無料 |
25,000円〜 |
|
月額費用 |
$29〜$299 |
28,000円〜 |
|
販売手数料 |
3.25〜3.9% |
3.6% |
お問い合わせ |
ドメイン取得 |
無料 |
無料 |
プラン料金に含まれる |
登録可能商品数 |
無制限 |
2,500点〜 |
無制限 |
翻訳機能 |
あり(19言語対応) |
なし |
パートナー企業による対応 または、Google翻訳 |
外国通貨表示 |
可能 |
可能(別途オプション) |
可能 |
越境ECについての簡単な説明と、始めるにあたっての事前準備に関してお伝えしてきました。
では、実際に越境ECを運営するにあたり、どのカートシステムを選んだらいいのでしょうか。
比較表とともに、オススメのシステムをご紹介します。
Shopify(ショッピファイ)
カナダに本社があるShopify社が運営する有料カートです。
2004年に創業され、175ヶ国100万店舗以上に利用され世界1位のシェアを有しています。
日本では、2017年にローカライズされ国内でも多数利用されていて「越境EC」での利用も多いです。
費用面
プラン |
ベーシック プラン |
スタンダード プラン |
プレミアム プラン |
プラス プラン |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | |||
月額費用(月契約) |
$29 (約3,045円) |
$79 (約8,295円) |
$299 (約31,395円) |
$2,000 (約210,000円) |
特徴機能 |
ECサイトの 基本的な機能 |
・複数人数が管理画面操作可能
・分析レポート機能 |
・手数料が安い
・高度なレポート機能 |
・チェックアウト画面機能 のカスタマイズ ・プロモーションの自動表示 ・1契約で10サイトまで開設可能 |
Shopifyはプランごとの月額制度となります。
Shopifyにはベーシック(約3,045円)・スタンダード(約8,295円)・プレミアム(約31,395円)と3つのプランがあります。Shopifyの3つの主要プランよりもさらに取引量が多い、エンタープライズ向けのプラン「プラスプラン(約210,000円 /月)」もあります。詳しい内容についてはこちらをご覧ください。
どのプランも初期費用がかからず、利用状況に応じていつでもプランの変更が可能です。ミニマムスタートできるのが嬉しいポイントですね!
機能面
ECサイトの基本的な機能(決済機能、ブログ機能、顧客管理、注文管理など...)は元々搭載されています。
それ以外の機能(予約販売や定期購入機能など...)はアプリを利用して、ECサイトに追加する形になります。
ShopifyはAPIを公開しているため、拡張機能となるアプリが沢山開発されています。その数は3000種類を超えており、今後も増えていくことが予想されます。アプリがあることにより、格段にECサイトに簡単に機能を追加することが可能になりました。
また、多言語対応・外国通貨表示・海外発送が可能な点から、越境ECに強いのも特徴です。
特徴
世界No. 1プラットフォームであることから、外部サービスとの連携が強く機能拡張性にも大変優れています。
海外発のECサイト構築プラットフォームということもあり、海外大手のAmazon(アマゾン)やeBay(イーベイ)などで同時に販売することができます。
こんな人にオススメ
・越境ECサイトをミニマムスタートしたいと考えている人
・海外販路を確立し、ECサイトを成長させていきたい人
合わせて読みたい
▶︎【最新】Shopify(ショッピファイ)とは?基本機能・費用・メリットを徹底解説
▶︎【越境EC】Shopify(ショッピファイ)が海外販売に強い6つの理由
Futureshop overseas
株式会社フューチャーショップが運営している有料カートです。
国内向けのカートも提供しており、稼働店舗数は2700店舗以上になります。(2020年11月13日同社プレスリリースより)
幅広い機能と高いデザイン性が人気のカートです。
費用面
プラン | 2500 | 5000 | 10000 |
---|---|---|---|
初期費用 | 25,000円 | 50,000円 | |
月額費用(月契約) | 28,000円 | 38,000円 | 53,000円 |
登録可能商品数 | 2,500 | 5,000 | 10,000 |
画像ホスティング(オプション:月額費用) | 4,000円/15GB | 5,000円/20GB | 6,000円/30GB |
ドメイン取得・更新 | 無料 |
Futureshop overseasは初期費用+プランごとの月額制度が必要になります。
utureshop overseaには2500、5000、10000、と主要な3つのプランがあります。こちらの他にも、CMSサーバーオプション費用などがかかる場合があります。
詳しい内容についてはこちらをご覧ください。
機能面
主な機能としては、予約販売機能、会員機能、ポイント機能など上記に記載さているものがあります。
機能はとても充実しており、海外向け販売でも「売れるECサイト」を作ることができます!
また、英語と中国語(繁体字)に対応しており、ECサイト上のメッセージはすべて翻訳されるのが特徴。
商品表示画面にてリアルタイムレートで換算表示されることなどからも、海外販売が初めての人でも安心して利用できます。
特徴
国外の配送はEMS(国際スピード便)に対応しています。
配送先国と商品重量で配送料金を自動計算してくれるので、配送の心配もありません。
こんな人にオススメ
・英語圏もしくは中国語(繁体字)圏に注力してECサイト運営をしたい人
・日本の会社が運営しているサービスを利用したい人
Launchcart
スターフィールド株式会社が運営している有料カートです。
アジアに特化した越境ECカートとして、多くの企業に利用されています。
徹底的な現地ローカライズを行うことで「売れるECサイト」に成長させることができます。
費用面
launchcartは、初期費用50,000円~、月額費用29,800円~となっています。
単品通販か総合通販か、販売国などによって費用は変化します。
公式HPにて見積もりをシュミレーションすることが可能なので、是非気になった方はこちらをご覧ください。
機能面
単品リピート通販にも総合通販にも対応しているのが特徴です。
単品リピート通販であれば、現地の商慣習に合わせたフォーム一体型ランディングページを作成できる機能や、定期購入の効果分析をすることも可能です。
総合通販であれば、多言語対応・リアルタイム通貨対応もバッチリです!
詳しい機能についてはこちらをご覧ください。
こんな人にオススメ
・アジア向けに海外販売を行っていきたいと考えている人
越境EC向け海外製モール型カートシステム
越境ECに対応しているカートシステムを利用するのも1つの手段ですが、もう1つの手段として現地のモール型カートシステムを利用して販売するという手段があります。
現地のモール型カートシステムを利用するメリット
現地カートシステムを利用するメリットは大きく分けて2点あります。
・現地で一番使われているECサイトのシステムを利用できる
・決済手段や法規制をクリアできる
①現地で一番使われているECサイトのシステムを利用できる
現地のモール型カートを使う最大のメリットが、その国の人々が使うECプラットフォームを活用して商品を販売できるという点です。日本で言えば海外企業が「楽天市場」や「ZOZOTOWN」で商品を販売しているようなもので、集客力の多いところで商品を掲載していけば自ずと海外売上も上がっていきます。
②決済手段や法規制をクリアできる
現地で運営されているプラットフォームを利用して商品を販売するので、その国で販売できない商品を掲載することができません。また、決済手段もその国で一番使われている決済手段がデフォルトで設定されているのでユーザーも違和感なく商品を購入してくれます。
現地のモール型カートシステムを利用するデメリット
現地カートシステムを利用するデメリットは大きく分けて2点あります。
・決済毎に手数料がかかってくる
・日本語不対応のサイトがある
①決済毎に手数料がかかってくる
モール型のデメリットとも被るのですが、モール型は構築が容易な分1商品売れる毎に販売手数料をプラットフォーム側に支払う必要があります。売上数が少ない場合はまだ良いのですが、月の売上が数千〜数万を超える型には向いていないです。
②日本語不対応のサイトがある
ユーザーとやり取りをする際や公式サポートにお問い合わせをする際に日本語が使えないケースが多いです。
多くの場合は英語が使えるので英語が出来る方が居れば良いのですが、場合によってその国特有の言語しか使えないパターンもあるので言語問題は大きなデメリットと言えます。
天猫国際(テンマオ) |
Lazada(ラザダ) |
|
初期費用 |
400万〜(保証金含む) |
無し |
月額費用 |
5~10万 |
無し |
販売手数料 |
2.0~5.0% |
1.0~4.0% |
ドメイン取得 |
無料 |
無料 |
登録可能商品数 |
記載無し |
記載無し |
翻訳機能 |
無し |
無し |
外国通貨表示 |
可能 |
無し |
天猫国際(テンマオ)
アリババグループが経営している中国最大のECプラットフォームです。
中国は前述した通り、国内人口が多く消費金額も増大しているため越境ECを展開していこうと考えている方は必ず候補に入れておきたい市場です。
実際天猫では年間顧客数が約8億円を超え、流通金額も97.4兆円と国の国家予算を超えるほどの金額が動いています。
天猫国際(テンマオ)に出店するには厳しい審査をクリアする必要がありますが、そのおかげで信頼性が中国国民に評価されており中国の祝日である11月11日「独身の日」では1日に2兆円を超える金額が動いたようです。
費用面
ハイエンドの顧客層を持つ天猫国際(テンマオ)では出店手数料も比較的高額です。
保証金:200万〜
年間費:56~112万(ジャンルによって異なる)
機能面
アリババが保有するさまざまなサービスのデータを統合して解析するサービス「Uni Marketing」を提供しており、ユーザーがどこで、何を、いつ購入したか分析できるツールを使用することができます。
また一般的なプラットフォームの機能は一通り搭載しているので、日本でモール型のECサイトを利用していた方には馴染みのある機能が搭載しております。
こんな人にオススメ
・中国向けに商品を展開しようとしている方
・使用層の大半がハイエンド層なので比較的高単価の商品を販売している方
Lazada(ラザダ)
タイのAmazonという異名を持つ東南アジア最大級のECモールプラットフォームです。シンガポールに本拠地があり、タイ・シンガポールの他にもフィリピンやベトナムなど東南アジア全般に商品を販売しています。
東南アジアはこれからの成長が楽しみな国々が集まっており、2025年にはインターネット市場が30兆円を超える(※)と言われており将来性が期待できます。
※These are the big trends driving SEA e-commerce in 2019
2016年にはアリババグループが経営権を取得したことでも話題になりました。
費用面
初期費用:無料
販売手数料:6~10%/1件
機能面
基本的なECプラットフォームの機能は搭載しており、その他にもAmazonのFBAと同じような出品〜発送までお任せできる代行機能などがあります。
こんな人にオススメ
・東南アジア向けに日本製商品を売っていきたい方
・アジア圏内全体に商品展開していきたい方
・東南アジアのマーケットの将来に期待している方
日本のメーカーによる越境EC事例紹介
日本ならではの伝統工芸品や、メイドインジャパンというブランドを背負い、日本の有名メーカーも続々と海外進出を進めています。海外向けのECサイトは、商品の魅力を伝えるために様々な工夫を凝らしています。
Tabio
「靴下屋」で有名な“タビオ”の海外向けサイトです。
実際の着用イメージを大きな画像で紹介しているほか、カラーバリエーションが一目で分かるよう工夫がなされています。
とらや
羊羹で有名な“とらや”も、海外向けECサイトはshopifyを利用しています。
創業の歴史や和菓子の紹介など、日本好きの外国人が興味を持つようなサイトに仕上がっています。
Online Shop | Toraya Confectionery Co.
Bento&co.
京都発祥の弁当箱専門店が、海外向けに弁当箱や弁当を可愛くするアイテムを紹介・販売しているサイトです。
海外向けサイト内では、弁当箱以外にもキッチングッズや食器などの販売も行なっています。
Bento&Co® - Official Shop - Fast Delivery Worldwide
ユニクロ
日本の人気アパレルブランド「ユニクロ」も海外展開をしています。
ヨーロッパの国々を主に、ラトビアやリトアニア等のエストニア周辺にも展開しています。
Women's, Men's & Children's Clothing | LifeWear | UNIQLO UK
SAMURAI STORE
受注型鎧を販売しているサイトです。社の代表は元eBay正社員で越境ECのノウハウを貯めつつ退社後にSAMURAI STOREを設立しました。日本での越境ECの発起人の1人としても活躍中です。
SAMURAI STORE | Armors & Katana Swords
【公式】サムライストア 新作甲冑 鎧 専門店 | SAMURAI STORE
A-JANAIKA JAPAN
日本の伝統工芸を海外向けに販売しているサイトです。日本製の化粧筆から鎧兜、包丁等の伝統工芸品を販売、プロモーションしています。越境ECの成功事例としてよく取り上げられているほど成功している企業です。
日本の珠玉の商品を届ける 越境ECの挑戦。A-JANAIKA JAPAN(ええじゃないかJAPAN)【越境ECインタビューVol.1】
まとめ
今回は5つのカートシステムをご紹介しましたが、紹介した以外にも多くのカートシステムが存在しています。
安易にECサイト構築業者へ依頼することは危険です。実績の確認や要件を提示してきちんと理解しているかを検証してから依頼するようにしましょう。