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ECサイトのSEO徹底解説!ECサイトはコンテンツを作るべき【EC担当者向け】
ECサイトを作っただけでは売上は上がりません。
適切な手法で集客をしてユーザーの認知を増やして購入まで繋げる必要があります。
しかし「どうやって認知を増やせば良いかわからない!」という方も少なくないのではないでしょうか?
前回の記事では広告を使った集客をご紹介しましたが、今回はSEO対策でユーザーの認知を高める方法をご紹介します。
基本的なSEOの説明から具体的なメディア記事の作成方法までご紹介します。
「ECサイトを作ったものの全然売上が上がらない...」
「SEO対策をしたいが、何から始めればいいかわからない...」
「広告以外でも集客をしようと考えている」
などとお考えのECサイト担当者の方は必見の記事です!
目次 1. SEOとは? 1-2. 商品ページのSEO 3. ECサイトのSEO基礎知識 3-2-1. 常時SSL化 3-3-2. サイト構造の最適化 3-3-3. モバイルフレンドリー化 4. オウンドメディアの始め方 |
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、Googleで自社サイトを検索上位ページに表示させ手段です。
ECサイトのSEOとは
SEO対策とは自社ECサイトに訪れるお客さんの数を増やすための直接的な手段で売上に大きく影響する施策です。
ECサイトにおけるSEO対策は、商品ページのSEOと内部コンテンツ(オウンドメディア)SEOの2種類があります。
情報量の少ない商品ページをSEOで上位表示させるのは難しく、一般的には後者の「内部コンテンツ(オウンドメディア)SEO」を強化し、流入を増加させることが効果的です。
商品ページのSEO
商品ページのSEOとは大まかに言えば自社サイトの内部対策を最適化する手法です。サイト構造の最適化であったり、HTMLを正確に記述してGoogleのアルゴリズムというロボットの対して自社サイトの優秀性を認知させる施策です。
以前は内部対策の他にも被リンクを大量購入するといったブラックハットと言われる外部対策も有効でしたが近年ではGoogleに取り締まられてしまい効果も出ない手法となっています。
内部対策はプラスを増やす施策というよりは自社サイトの欠点をなくしていく手法で積極的に順位を上げる施策ではありません。
内部コンテンツ(オウンドメディア)SEO
商品ページに記載可能な情報は少なく、ECサイトにとっては内部コンテンツ(オウンドメディア)を充足させることが有効的と言えます。オウンドメディアとは自社の商品やサービスを紹介する自社メディアサイトのことです。
顧客ターゲットとなるユーザーが検索しそうなキーワードの検索表示順位の上位を目指し、自社の商品やサービスにまつわるブログを作成することで、自社サイトへの訪問数を増やします。
ECサイトがSEO対策するメリット・デメリット
SEO対策するメリット
自社の商品やサービスを紹介する自社メディアである、オウンドメディアを充足させることのメリットは2点あります。
・費用対効果が高い
・半永久的に効果が続く
①費用対効果が高い
オウンドメディアは自社で運営するメディア媒体なので外注しない場合は費用がかかりません。自社でコンテンツを増やし、自社サイトへの訪問数を増加させればさせる分売上に直結するので非常に費用対効果の高い施策です。
②半永久的に効果が続く
オウンドメディア上のコンテンツは発信すれば半永久的に残る資産となります。Googleのアルゴリズムを理解して上位ページに表示させることのできるコンテンツを発足させれば、お客さんを半永久的に送り続けるポンプのような役割を果たすことができます。
SEO対策するデメリット
逆にオウンドメディアを充足させるデメリットも2点あります。
・中長期で育てていく必要がある
・適切なSEOを実行しないと無駄足になる
①中長期で育てていく必要がある
SEOは比較的短期間で効果が出づらい手法で結果が出るまで時間がかかります。
短期間で売上を増やしたり来訪数を増やしたい方には向いていない施策です。
②適切なSEOを実行しないと無駄足になる
自社サイトを上位に表示させるためにはいくつかのテクニックも必要です。
またGoogleのアルゴリズム変更という外部要因にも順位が頻繁に左右されるので辛抱が必要な手法です。
ですので、短期的な施策としてリスティング広告やリターゲティング広告で集客を行いつつ同時に長期的な施策として、SEOメディアからの集客強化を行うのがよいでしょう。
ECサイトにおいて効果的な広告の種類や、広告費用の決め方などを以下の記事にて説明しているので、気になった方は是非参考にしてみてください。
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ECサイトのSEO基礎知識
SEOの対策には大きく分けて内部対策と外部対策という手法があります。
表示順位を上げるにはコンテンツを充足させるだけでは不十分で、Googleのアルゴリズムというロボットに対しても自社サイトが優れているという事を教えなければなりません。その為に有効な手法が内部対策・外部対策です。
外部対策
外部対策は外部の力を利用して自社サイトの表示順位を上げる施策です。
以前までは被リンク購入等の手法で効果が出ていましたが、Googleのアルゴリズムの変動等の影響によって効果が出なくなってしまいました。またペナルティを受ける可能性も高いので、現在では質の高いコンテンツを作成してSNS等で拡散させるという手法が有効的です。質の高いコンテンツとは想定読者のニーズを満たすような記事のことで、読者がどんな検索意図を持ってそのキーワードを検索しているのか考えることが重要です。
内部対策
内部対策はその名の通り自社サイト内でコントロール可能なSEO対策です。
外部対策は自社サイト外で行うSEOで被リンク取得等が挙げられますが、Googleの考え方に沿って考えると現在では内部対策を進めていくのが主流です。以下でECサイトで実行できる代表的な内部対策をご紹介します。
◼︎常時SSL化
SSLとはインターネットが安全に守ることのできる仕組みで、Googleが順位を決定する際に重視している指標です。
ECサイトではクレジットカードや住所の入力など顧客が個人情報を入力する場面が多々あるので、セキュリティ状態は万全であることを顧客とGoogleどちらにも認知させなければなりません。
後ほど紹介するWordPressなどでは簡単にSSL化設定が行えるので是非お試しください。
◼︎サイト構造の最適化
記事同士を階層毎にカテゴリ分けすることが大切です。これはユーザーがある記事を読んでいるときに「あ、この記事はマーケティングに関わる記事なのか。他のマーケティングに関わる記事を読んでみよう」と思った時にすぐ他の記事に飛べるメリットがあり、かつGoogle側にとってもサイト構造が論理的に階層化させていれば「良いサイト」と評価してくれるからです。コンテンツ記事が多くなっていくにつれて階層がバラバラになってしまうこともあるので、記事を執筆する前にマインドマップ等でサイト構造を洗い出してみるのが良いでしょう。おすすめは以下のようにシンプルに3構造以内に収めることです。
例)マーケティング>SEO>内部対策
◼︎モバイルフレンドリー化
近年、ECサイトで商品を購入するユーザーは従来のPCだけではなくスマートフォン等で購入する機会も増えてきました。
なので、スマートフォンを使っているユーザーに対してもサイトを最適化する必要があります。
こちらもWordPressなどを使用していれば簡単にレスポンシブ対応設定(Googleが推奨するPC・携帯併用のWEBデザイン)が出来るので是非お試しください。
ECサイトでのオウンドメディアの始め方
ここでは先程ECサイトに効果的だと説明した「オウンドメディア(SEOメディア)」の始め方をご紹介いたします。
オウンドメディアを立ち上げ〜運営には以下の4つの工程が必要になります。
1. メディアサイトを製作
2. キーワード選定
3. KPI設定
4. 記事作成
5. 効果測定〜リライト
下記では各工程の詳細や、重要なことなどをご紹介します!
メディアサイトを製作する
オウンドメディアを始める際にはメディアサイトを製作する必要があります。
サイトを作る方法としては、独自ドメインを取得してCMS(コンテンツを管理するシステム)を使ってサイトを作っていく手法と、ECサイトのブログ機能を利用して立ち上げる手法があげられます。
もともとECカートのブログ機能を利用して立ち上げるのが簡単ですが、利用しているECカートにブログ機能がない方や本格的なメディアを立ち上げたい方に向けて、今回はオススメなサービスを2点ご紹介します。
①WordPress(ワードプレス)
WordPress(ワードプレス)とはサイトの作成やブログの管理ができるサービスです。
世界中のサイトの1/4はWordPressで制作されていると言われておりHTML/CSS等の知識がなくても簡単にメディアを作成・管理することが可能です。
プラグインという追加機能を搭載することも可能で、このプラグインを有効的に使うことでSEO対策やお問い合わせフォームの搭載も簡単に搭載することが可能なのが利点です。
Hubspot(ハブスポット)とはブログ管理の機能の他にも見込み顧客の管理や売上の管理が可能な万能型CRMです。
基本的なブログ管理の他にも顧客情報や購買管理も一元的に管理できるので1つのツールで業務管理がしたい方には特にオススメのツールです。マーケティングなどを本格的に行たいと考えている担当者の形におすすめです。
キーワード選定
キーワード選定とは、ターゲットとなるユーザーが検索しそうなキーワードを決めることを指します。
SEOキーワードの選定は一番最初に考えるべきことで、かつ最終的な結果を左右する非常に重要なポイントです。
なぜならば、検索順位の表示順位をあげたとしても自社商品やサービスに関心があるユーザーでなければ、集客する意味がないからです。SEOキーワードの選定は以下の順序で考えていきます。
①キーワードの洗い出し
②キーワードをまとめる
③キーワードを選ぶ
①キーワードの洗い出し
キーワードを洗い出すには以下の2点の手法があります。
・競合サイトから絞り出す
・キーワードプランナーを使って関連キーワードを調査する
⑴競合サイトから絞り出す
自社サイトと同じ傾向のメディアを扱っているサイトで上位に表示させている他サイトは既にいくつか存在しています。
そのサイトはいくつかのキーワードでSEO上位に表示させることに成功しているので、最初のうちはそれらのサイトからどのキーワードが有効なのかベンチマークにして参考にしましょう。
⑵キーワードプランナーを使って関連キーワードを調査する
いくつか候補となるキーワードが絞られたらGoogleが提供しているキーワードプランナーを使うと効率的に関連キーワードを抽出することができます。キーワードプランナーとは特定キーワードが月に何回検索されているかという月間検索ボリュームや、指定したキーワードに関連しているキーワードを抽出してくれる無料ツールです。
②キーワードをまとめる
次は先ほど洗い出したキーワードをカテゴリ分けする作業に入ります。何故この作業が必要なのかと言うと、選定キーワードによってユーザーの欲する情報(検索意図)が異なる場合があるからです。
カテゴリ分けをしないまま記事を執筆すると、内容が重複する場合もあるのでこの作業は最初のピラミッド階層を考える時と同様大切な作業です。
③キーワードを選ぶ
最後に抽出したキーワードの中から狙うキーワードを選びましょう。
この際は後述するロングテールSEOを意識してビッグキーワードを起点にピラミッド構造で考えていくと論理的な記事が執筆可能です。
ロングテールSEOを考える
記事を作成する際は「ロングテールSEO」という概念を理解することが必須です。
ロングテールSEOとは検索される数の多いメインキーワード(ビッグワード)に関連するキーワードをテーマとした小記事をいくつも作成することによってサイト全体のアクセスを増やすSEO施策です。
ロングテールSEOは現在のSEO対策の中でも非常に効果的な方法と言われているので是非実践してみてください。
ロングテールSEOのメリットは大きく分けて3つあります。
・徐々にサイトの質を上げることができる
・コンバージョン率が高い
・競合が少ない
①徐々にサイトの質を上げることができる
ビッグワードに関連するキーワードをいくつも執筆して小さなアクセスを積み重ねていくのがロングテールSEOの大きな特徴です。1つ1つの記事が評価されていくと、全体としてのサイトの評価も上がっていくので徐々にサイトの質を上げることが可能です。ロングテールSEO=サイトの着実なレベル上げと考えた方がわかりやすいかもしれません。
②コンバージョン率が高い
ロングテールキーワードはビッグキーワードから細分化したキーワードを狙って執筆するので、ターゲットを絞り込むことが可能です。ニーズが既に顕在化しているユーザーに直接訴求をすることが可能なのでコンバージョン率が高くなる傾向があります。テール記事(小記事)でユーザーを集め→メインキーワードの記事に流入→他のテール記事へ流入という良い相互関係を生み出すことが可能です。
③競合が少ない
キーワードが絞られているということは、その分そのキーワードを狙って記事を書く競合の存在も少なくなります。
つまり検索ボリュームの少なさと引き換えに競合も少なくなるというのは大きなメリットとなります。
KPI設定
KPIとは?
KPIとはKey Performance Indicator(重要業績評価指数)の略で目標を達成するためのコンバージョン数や来客数を具体的に数値で置くことを指します。
KPIを置くメリット
KPIを決めておくメリットは大きく分けて2点あります。
・自社サイトの詳細な現状分析が可能
・効率よくPDCAが回せる
①自社サイトの詳細な現状分析が可能
自社サイトに訪れた来客数やコンバージョン数とKPIで置いた目標値との乖離を分析することで、何故ユーザーが自社サイトに訪れないのか、逆に何故KPI以上のユーザーが訪れたのか分析することができます。
自社サイトを正確に分析出来れば後は原因に対する対策を打てば良いだけなので非常に効率が良いです。
②効率よくPDCAが回せる
目標値との乖離を生じさせている原因を正確に分析できていればそこに対する対策を打てば良いだけなので闇雲に改善をするよりも効率良く、また効果良くPDCAを回していくことができます。
ECサイトでのKPI設定方法
ECサイトで置くべきKPIの例をいくつかご紹介します。
・セッション数
・PV数
・コンバージョン数
①セッション数
セッション数とは自社サイトの訪問数のことです。自社サイトに訪れたユーザー1人につき1セッションで、一旦別のサイトに行き再度自社サイトに訪れたら合計2セッションというカウントになります。セッション数をKPIに置くことでPV数との乖離があったら内部コンテンツが充足していない等の原因が考えられるので自社コンテンツを充足させていく等の具体的な対策を取る事が可能です。
②PV数
PV数とはページビュー(1セッション内に1ユーザーがサイトを見た数)の事です。このKPIを置く事で自社サイトの認知度をはかる事が可能で、認知度が上がってないのであれば他キーワードに対する内部コンテンツを充足させる・内部リンクを充足させて自社サイト内でページを遷移させるように工夫する等の対策が取れます。
③コンバージョン数
コンバージョン数とは自社サイトに訪れたユーザーの中で自社サービス・商品を購入した数のことです。コンバージョン数をKPIに置くことでセッション数との乖離の原因を分析してどう自社コンテンツからコンバージョンに結びつけるか具体的な措置を取る事が可能です。
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記事作成
タイトルの付け方
タイトルを付ける際に大切なことはいくつかありますが今回はその中でも特に重要なことを3点絞りました。
・狙ったキーワードを必ず入れる
・ユーザーの役に立つ情報か一目で分かる
・30文字以内に収める
①狙ったキーワードを必ず入れる
狙ったキーワードは必ずタイトルに入れてユーザーに「あ、この記事はこの内容のこと書いているんだな」と想起させるようにしましょう。またGoogleの精度も高まりつつありますが完璧ではないので、タイトルにキーワードが盛り込まれていないとGoogleもそのキーワードを検索した際に上位に自社サイトを紹介してくれる可能性が下がってしまいます。
②ユーザーの役に立つ情報か一目で分かる
タイトルの中には記事を読むことがユーザーにとって有益であると気づかせるような内容を盛り込まなければいけません。
ここで大切なのがユーザーの視点に立って考えることです。ユーザーがどんな検索意図をもってこのキーワードを検索したのかという事をタイトル冒頭で説明してあげることによってグッとサイトを読んでもらえる率が高まります。
③34文字以内に収める
キーワードを34文字以上にすると検索した際にタイトルの最後の部分が...となってしまい、ユーザーがどんな記事なのか全体像を把握するのが難しくなってしまいます。34文字以内に抑える事を心がけましょう。
記事に必要な要素
記事を書く際に必要な要素は以下の3点です。
・リード文(導入)
・本文
・まとめ
①リード文(導入)
記事冒頭の文章であるリード文は特に大切なポイントです。何故ならユーザーが記事を開いた際に一番最初に見る文章であるからです。なのでリード文にはユーザーが求めてる情報とその答え(結論)を簡潔に書きましょう。文章を書き終わった後にリード文を作成するのがオススメです。
②本文
本文を書く際はいきなり書き始めるのではなく、最初に大見出しや小見出し等の目次を作成するのがオススメです。こうすることで伝えたい事をブレなく、重複なく、効率よく書くことができます。
③まとめ
まとめの部分では簡潔に本文の内容を要約して一目でどんな記事内容だったのかわかるようにしましょう。また記事執筆の目的である自社サイトへの流入、商品・サービス購入まで促す事を忘れてはいけません。記事を書く際は常に「自社サイトがオウンドメディアを運営する目的」を意識して書くとまとめ部分はすんなり書くことができるはずです。
リライト
リライトとは
リライトとは、記事のリライトとは過去に投稿した自社オウンドメディアの記事の文章等を入れ替えて、よりユーザーが見やすいようにする事です。リライトを行う目的は主に以下の3点です。
・自社サイトの検索順位を上げること
・古くなった情報を更新する
・コンバージョン数を上げること
①自社サイトの検索順位を上げる
リライトの一番の目的が自社サイトの検索順位を上げる事です。この事によってCV数やコンバージョン数を増やして自社サイトの売上を伸ばす事が可能です。検索順位を上げるためのSEO対策としてリライトは有効的な手法です。
②古くなった情報を更新する
自社サイト内で紹介していたサービスや商品が廃止したり売れ切れになった際にリライトをしないと古いコンテンツでユーザーを混乱させてしまいます。自社に対する信頼度も下がってしまうので古くなった情報はリライトで常に最新の状態にしていきましょう。
③コンバージョン数を上げる
サイトを運営する一番の目的は自社サイトのコンバージョン数(購入率)を上げる事です。自社に訪れたユーザーが最後まで記事を読んで購入というアクションを実施するようにPV数の少ない記事等は原因を分析してリライトをするように心がけましょう。
リライトの方法
リライトの手順は以下の通りです。
・自社サイトの検索順位を調べる
・リライトする記事を絞る
・改善を行う
・効果検証を行う
①自社サイトの検索順位を調べる
リライトを行う際はリライトすべき記事を選定する必要があります。もっとも簡単な方法としては、狙っているキーワードを自分で検索するという方法があります。ただしこの方法はキーワード毎にいちいち検索しないといけない・順位を管理しないといけないと労力がかかる方法なので、ツールを使う方法がおすすめです。
検索順位を調べる際に有効なツールはいくつかありますが、今回は、筆者オススメのツールを2点紹介します。
どちらも自社サイトのURLを入力してキーワードを登録するだけで自動的に順位を表示してくれます。
⑴RankTracker
自社サイトのページとキーワードを紐付けたら自動的に表示順位を更新してくれるツールです。
有料版は1年間で1万円ほどかかるので一度無料版でお試しいただいて意思決定をするのがオススメです。
詳しい使い方はこちらのサイトで詳しく紹介しているので、興味のある方はご覧ください
▶︎【結論】SEO検索順位チェックツールなら、 RankTrackerが神
ダウンロードの必要がなくサイト上で自社サイトの表示順位を検索できるクラウド型サービスです。
1日200回までしか検索できないという制限がありますが、キーワード毎の順位計測や、外部リンクや内部リンクの数を簡単に測る事ができます。
②リライトする記事を絞る
キーワード毎の自社サイトの順位を把握したら、次はリライトすべき記事を絞りましょう。
リライトすべき記事を選ぶコツは「4位〜50位の記事を選ぶ」事です。
何故4位から50位なのかというと理由は2点あります。
・1位の記事はリライトの必要がない
・2〜3位の記事はリライトしても効果が出ないことが多い
⑴1位の記事はリライトの必要がない
1位の記事は既に狙ったキーワードで効果が出ているのでリライトしても効果が出ないばかりか、リライトの影響で順位が落ちてしまう可能性もあります。1位の記事は様子を見て順位が落ちた場合のみ対策を取るようにしましょう。
⑵2〜3位の記事はリライトしても効果が出ないことが多い
2位〜3位の記事は既にアクセスが集まっている状態なので様子見がオススメです。リライトをしても1位の競合サイトが大手でドメイン力が強かったりして費用対効果が低いです。
90点から100点を目指すより0点から70点を目指した方がより費用対効果が高く売上に直結します。
③改善を行う
リライトすべき記事を選定したら実際に改善を行いましょう。この際は自社サイト内の順位が取れている記事や同キーワードで順位が取れているサイトをベンチマークに最新の情報に更新したり、情報量(文字数)を多くしたり、タイトルを変更するという改善策が取れます。
④効果検証をする
リライトをしたら効果検証を必ず実施しましょう。リライト前とリライド後の比較をしっかり行うことで自社にリライトのノウハウが溜まっていき時間の経過と共にリライトの成功率も着実に向上させることが可能です。
リライトした記事の表示順位が変更されるのは場合にもよりますが2週間ほどかかるので1ヶ月ほど期間が経過した段階で管理するのがオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか?この記事ではECサイトがSEOやオウンドメディア運営に力を入れる理由から具体的な記事の構成方法まで解説してきました。
序盤で述べたように、SEOは短期的には効果が出にくいです。継続して続けることで大きな効果を出すことができます。
ですのでおすすめなのは、短期的な施策としてリスティング広告やリターゲティング広告で集客を行いつつ
長期的な施策として、twitterやinstagramなどの公式SNSの運用、SEOメディアからの集客強化、ブログでのコンテンツマーケティングをお客さんをファン化などを行うのがよいでしょう。
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