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Shopifyの配送方法・配送料の設定から、便利なShopifyアプリをご紹介!

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Shopifyにおける配送業務とは?配送方法・配送料の設定からアプリまで徹底解説!

 

EC運営において「いかに安く配送するのか」また、「いかに安心して商品を届けるか」ということを考えることはとても重要なことです。

 

Syopifyにおける配送は、設定次第で顧客満足度を高めたり、アプリを追加することで様々な事例に対応することが可能になるため、配送設定について詳しく知っておくと競合との差別化が可能です。

 

そこで本記事では、Syopifyの配送業務について、メリットから設定方法・配送料のオススメの設定、優秀なアプリまで徹底解説しています。

 

「Syopifyの配送機能に関して詳しくなりたい」

「配送方法・配送料の設定方法がわからない」

「配送に関するオススメのアプリケーションを知りたい」

 

などとお考えの方に必見の記事です!

 

 

 

Shopifyにおける配送のメリットとは

 

Shopifyにおける配送のメリットとは

 

Shopify(ショッピファイ)とは、世界175か国数百万ショップ以上で利用されているECサイト開発・運営を助けるカナダのプラットフォームです

 

このShopifyの配送業務を利用することで、海外配送も楽に設定することができます。

その他にも、ECサイトで配送システムを利用すると便利な配送のメリットがありますのでご紹介します。

 

 

配送業者と連携

 

Shopifyは世界の配送業者FedEx・UPS・DHLなどとも連携しているため、海外発送が容易にできます。

多国籍に商品やサービスを提供したいECサイトで活用するととても便利です。

 

また、日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便などの通常配送業者とも連携していて日本でも便利に使えます。

 

 

物流サービスと連携

 

またShopifyは、ECサイトプラットフォームであるため、出品しているショップ自身が自分のブランドのECサイトを持つことができる点に特徴があります。

 

在庫管理も自社で管理しますが、Shopifyでは配送だけでなく様々な物流サービスが揃っているいるため、アプリを活用することで自社のECサイトで簡単に在庫管理ができ、出品するショップでも効率化が図れるでしょう。

 

Shopifyの管理画面内で自社商品の倉庫管理ができ、PCやスマートフォンからいつでもどこからでも倉庫状況が把握できます。商品・注文・出荷指示・の自動連携が可能になるため、工数が大幅に削減されます。

 

そんな商品の入庫や検品、在庫管理や梱包などの物流サービスが充実していますが、これらのサービスは料金によっても対応できるサービスの範囲が異なるため、自社に合ったサービスを利用することが大切です。

 

また、物流の面では自社のECサイトを展開することになるため、ショップが個別に配送の選択肢を設けられるのもメリットと言えます。

例えば、実店舗を持つショップでは、ECサイトで購入した顧客が実店舗で直接商品を受け取れるようにも設定できます。また、自社で顧客にデリバリー(ローカルデリバリー)をして届けることもできるため、少ない手数料で商品を届けられるでしょう。

 

顧客は配送だけでなく、実店舗受取やデリバリーで受け取れる方法などを選ぶことができ、様々な物流サービスを選択することが可能です。

 

 

細かい送料設定

 

また、送料設定が細かく設定できるのもShopify配送を利用するメリットの1つです。

例えば、配送エリアごとによる細かな料金設定や注文額による配送料設定、アイテムの重量に基づく配送料設定、配送日時の細かな指定や休日設定、商品ごとに配送日時の指定ができます。

工夫次第で、顧客に喜ばれる様々な配送料設定が可能となります。

 

 

海外発送可能

 

さらに、通常は海外発送が難しいECサイトも多いですが、海外発送も日本語で楽にできるのは大きなメリットでしょう。Shopifyは初期設定から海外発送が可能となっているため、個別に難しい設定をせずに済みます。

 

また、特定のエリア向けに販売などということも指定できるなど、Shopifyは海外に販路を広げるにはオススメのECプラットフォームといえるでしょう。

 

 

Shopifyにおける配送方法の設定

 

Shopifyにおける配送方法の設定

 

ここからは、詳しくShopifyを活用した配送方法の設定の仕方についてご紹介します。

 

 

通常配送

 

まず、日本国内の通常配送の設定の方法ですが、Shopifyのホーム画面から「設定」をクリックし、「配送と配達」メニューを選択します。「配送と配達」で「配送」「基本の配達料」「一般設定」「送料あり」で「国内配達」の「管理」で料金などが細かく設定できます。

 

また、「配送(通常配送)」「ローカルデリバリー」「店舗受取」を選ぶことができます。配送業者を使用する場合は「配送(通常配送)」を選び、配送料を細かく設定していくことができます。

 

 

ローカルデリバリー

 

飲食系のECサイトの場合などで地域ごとに事業を展開する場合などは、「ローカルデリバリー」を選んで、地域から配送するように設定できます。地域のデリバリー拠点からの配送料を細かく設定できます。

 

ローカルデリバリーの配達は、配達拠点の住所を入力し、そこからの半径の距離で指定するか、一部の郵便番号に配達を行うよう指定することが可能です。

 

また、配達範囲をさらに広げて選択した場合は、「近隣の州や地域を含める」を設定することで、広く配達範囲をカバーすることができます。近隣の地域などもまたいで配達したい場合は「近隣や州や地域を含める」をチェックしておくといいでしょう。

 

 

店舗受取

 

また、実店舗を持っている場合は、「店舗受取」も設定でき、顧客にとっては配送料が必要なくなるなどメリットがあるため、設定をしておくのがオススメです。

 

さらに、「店舗受取」と「ローカルデリバリー」が選べるようにすることも可能で、様々な配送の選択肢を設けることができます。

 

 

海外配送

 

海外に商品を配送したい場合は、「配送と配達」で「配送」「基本の配達料」「一般設定」「送料あり」で「海外配送」を選びます。

 

「管理」の「新しい配送エリアを作成する」で国を選択するだけで海外配送ができて簡単です。海外の場合も、国内と同じように選ぶだけで済み、慣れなくても楽にできます。

 

 

Shopifyにおける配送料の設定

 

Shopifyにおける配送料の設定

 

配送料を細かく設定したい場合ですが、「配送と配達」メニューの「配送」の中から、「送料を管理する」というメニューをクリックすると、細かく設定できて便利です。

 

 

都道府県ごとに設定

 

まず、顧客の住所の都道府県ごとに設定することが可能なので、住所によって配送料を変えたい時に設定してください。

 

「送料あり」「国内配達」「管理」を選び、「発送先」の項目の中の「・・・」をクリックし、「ゾーンを編集する」にします。

「日本」を選び、県名の一覧がありますので県をチェックして選んだら「完了」を押します。

価格が表示されている箇所の「・・・」をクリックし、「送料を編集する」で、「価格」に送料金額を入力して「完了」を押します。各県ごとに細かく送料の設定ができておすすめです。

 

 

重量での設定

 

また、「送料を編集する」では、「アイテムの重量に基づく」にチェックを入れて、重量ごとに送料を設定することができます。

 

重い商品を送り、重量によって送料を変更したい時に活用してみるといいでしょう。重量によって配送料金が変わっていく場合には、細かな送料を設定できておすすめです。

 

 

購入金額での設定

 

購入金額によって、細かく送料を設定したい場合は、「送料を編集する」で「注文額に基づく」をチェックします。「最低価格」「最高価格」を入力して購入金額を定めて、それによる送料を「価格」に入力することができます。

 

また、購入金額10,000円以上を送料無料にしたい場合は、「送料を追加する」で、「独自料金を設定する」にチェックし、「料金の名前」に「10,000円以上の購入」と入力します。そして、「価格」は「¥0(無料」にします。「注文額に基づく」の条件で「最低価格」に「¥10,000」と入力することで設定できます。

 

 

Shopify配送を便利にするおすすめアプリ5選

 

Shopifyを便利に使うためのおすすめアプリ

 

Shopify配送についてご紹介してきましたが、Shopifyはアプリを使うことでさらに様々な便利な機能を利用することができます。おすすめアプリを4選しますので参考にしてください。

 

 

Parcelify

 

Parcelify

 

Parcelifyは、月額299ドルのプランもしくはShopify Plusを利用する企業が使えるアプリです。

Shopifyだけでは取り扱う商品や配送先が増えてしまって対応することが出来なくなった時に導入するといいアプリです。

 

例えば、冷蔵や冷凍品などの配送料を加算する際に便利なアプリであり、離島などの細かな配送料の設定ができたり、店内受取は無料などの設定もParcelifyならば簡単に設定が可能です。

 

複雑な配送料の設定が可能であり特定の郵便番号の一部または全部に特定の配送料を設定したり、特定の商品が含まれる注文を一律の配送料にしたりできます。また、仕入れ先ごとに異なる配送料を設定したりなど、様々な配送条件が簡単に設定することができます。

 

URL:https://apps.shopify.com/parcelify?locale=ja

 

Ship&co

 

Ship&co

Ship&Coは、受注情報とリアルタイムで繋がり、送り状やインボイスをワンクリックで発行できるアプリです。最初に契約運送会社を設定することで、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便に対応し、50件ほどの送り状が一度に発行できます。

 

また、追跡番号なども配送完了メールに記載して自動配信できるなど、効率的なサービスが行えます。

月額1,000円の利用料で、1件当たり30円でこれらのサービスが利用可能です。

 

配送の人手が足りない場合に、手続きや処理の簡略化が目指せていいでしょう。

 

また、海外運送会社、 FedEx, UPS, DHL, SF Express, 国際郵便 (EMS、 eパケット、 eパケットライト、SAL書留、 SAL/Airmail、船便)、 オーストラリア郵便なども設定できますので、海外発送のインボイス発行にも便利です。

 

ペーパーレストレードにも対応していていて、インボイスを印刷しなくてもFedex、UPS、DHLの場合には海外配送が可能となっています。

 

URL:https://www.shipandco.com/ja/

 

CC 配送日時指定

 

CC 配送日時指定

 

ECサイトで注文する顧客に対して、商品購入前のカートページで、配達希望日時を指定できるように表示できるアプリです。いつからいつまでが配達指定可能日と表示することが出来るため、顧客も選びやすいでしょう。また、お店の休日など配送指定ができない日も表示できます。さらに、配送日時を商品ごとに表示したりすることも可能です。

 

加えて、店舗受取やローカルデリバリーなどの設定も画面上で早くできます。細やかな配送日時の表示がカートに入れる段階でできて顧客に安心感を与えられるアプリと言えるでしょう。

 

URL:https://apps.shopify.com/scheduled-delivery-time-lite?locale=ja

 

Recustomer Tracking

 

スクリーンショット 2022-09-29 10.47.25

 

Recustomer Tracking(リカスタマー トラッキング)を導入すると、以下のことが可能になります。

・お届け予定日を表示する追跡ページの作成

・配送ステータスが変わるごとに配送ステータスを通知

・配送遅延、不在時の通知

 

「Recustomer Tracking」は、商品追跡ページの作成・配送ステータス及び到着予定日の表示・配送情報に関する通知を行えます。

これにより、買い物客は購入商品の配送状況をいつでも確認可能となります。また、商品追跡ページにクーポン・おすすめ商品・SNSへの導線などを表示させ、新たな顧客接点を創造します。

 

各配送業者の配送ステータスが更新されるごとに、通知を送るので「商品がいつ届くのかわからない」という不安を解消することができます。出荷前のお届け予定日の表示や、不在通知を送信の可能なため、配送に関する問い合わせや長期不在による戻入も削減することができます!


また、お届け予定日を表示する注文追跡ページでは、セールバナーや商品レコメンドを表示することができるので、顧客接点を再購入に繋げることができます。
実際に、Recustomer Trackingから配信される通知は70%の開封率を実現しています。

 

 

URL:https://recustomer.me/tracking

 

Easy Rates Japan Post

 

Easy Rates Japan Post

 

日本郵便の国際配送サービスで海外に送る際の送料を自動計算できるアプリです。

面倒な海外配送の料金が簡単に自動計算でき、国内のように、手数料の追加や一定額以上の購入で送料無料などの設定も可能になっています。

 

また、「Easy Label Japan Post」のアプリでは、Shopifyの管理画面上で日本郵便の国際配送サービスの配送ラベルが簡単に作れて便利です。

 

海外配送を多くするECサイトならば、Shopifyと一緒に活用するととても効率的になっておすすめです。

 

URL:https://apps.shopify.com/easy-rates-japan-post?locale=ja

 

まとめ

 

まとめ

 

ECサイトのプラットホーム、Shopifyについてご紹介してきました。Shopifyを活用することで、配送面で様々な細かな設定ができます。

 

通常配送だけでなく、ローカルデリバリーや店舗受取など多様な方法が選べるようにもなり、顧客の選択肢が広がるため喜ばれるでしょう。

 

また、これから海外配送も多くなってくるECサイトでは、Shopifyを使うことで簡単に送れるようになっておすすめです。Shopifyをさらに便利に活用する様々なアプリも登場していますので、それと合わせてより細やかで丁寧かつ安心な配送サービスを提供するといいでしょう。

 

「ECサイトにおける配送の問題を解決したい」「より顧客に便利でリーズナブルな方法で配送をしたい」そして「ショップ自身の配送に関わる処理も簡単にしたい」といった場合に、Shopifyやそれにまつわるアプリを活用するのがいい方法です。

 

これからは、配送料でも競争が起きていきます。またグローバルなサイト運営も必要となっていきます。Shopifyを活用することをこの機会に積極的に行い、差別化を図っていくことで、顧客への配送サービスの充実と配送事業の効率化を図っていくことがおすすめの方法と言えます。

 

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